地域活性化人材育成事業 SPARC

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令和4年度地域活性化人材育成事業~SPARC~「ひとや地域(まち・文化・教育)の well-beingに貢献する文系DX人材の育成」キックオフシンポジウムを開催しました

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令和5年5月16日(火)に「ひとや地域(まち・文化・教育)の well-beingに貢献する文系DX人材の育成」キックオフシンポジウムを、山口市のKDDI維新ホールで開催しました。シンポジウムは、対面とオンラインのハイブリッド方式で開催し、SPARC採択大学をはじめとする全国の大学関係者、地域の行政機関及び企業等の幅広い層から約250名(うち、オンラインは130名)の参加がありました。

山口大学・山口県立大学・山口学芸大学の3大学は、令和4年8月に文部科学省「地域活性化人材育成事業~SPARC~」に採択され、「人間中心の視点からDXを実践し、ひとや地域の課題解決のために貢献できる人材(文系DX人材)」の育成を目指しています。本事業を推進するため、令和4年12月に3大学による一般社団法人「やまぐち共創大学コンソーシアム」を設立し、その後、令和5年3月に同法人が「大学等連携推進法人」として文部科学省の認定を受けました。令和5年度から、3大学で運営する「SPARC教育プログラム」の一部科目の試行を行うこととなっており、これを契機にキックオフシンポジウムを開催しました。

シンポジウムは、事業責任大学の山口大学 谷澤 幸生 学長の開会挨拶から始まり、来賓として出席いただいた文部科学省高等教育局大学教育・入試課 課長補佐 山田 研市 氏、山口県 副知事 平屋 隆之 氏、山口市長 伊藤 和貴 氏からご挨拶をいただきました。来賓の方々の挨拶では、本事業を通じて、地域社会との相互理解のもとでの「地域連携」と「教育改革」が一層進むこと、そして3大学の特色を生かした高度な大学間連携により、地域が真に求める人材の育成への期待が述べられました。続いて、文部科学省 山田 研市 氏からSPARC事業全体の説明が行われた後、山口大学からSPARC事業の概要及び取組状況を報告しました。

基調講演では、株式会社国際社会経済研究所 研究主幹の西岡 満代 氏から、「社会が求める文系DX人材とともにパーパス都市経営で実現するWell-Beingの高いまち」と題して、文系DX人材の今後の展望について、また、Quantum Analytics合同会社CEO、データサイエンティストの古屋 俊和 氏から、「未来を拓く!ChatGPTと文系DX人材が地域活性化に革新をもたらす」と題して、本事業に対する期待について講演いただきました。

最後に、基調講演の演者2名(西岡氏及び古屋氏)に加えて、3大学の現役学生3名や、3大学を卒業し企業で活躍されているフレッシュな社会人2名、本キックオフシンポジウムの実行委員から2名の若手教員(山口県立大学 阿部 真育 准教授、山口大学 岩野 摩耶 講師)の参加により「文系DX人材って?~ひとやまちの豊かさのために~」と題したパネルディスカッションを実施しました。各大学の卒業生からの「自分の今の仕事と文系DXの関係」について実体験に基づいた話の後に、現役学生から基調講演に対する質問や学生としての経験や学びを振り返りながらの発言があり、文系DX人材の必要性や社会から期待されること、在学中に身につけておく資質・能力について意見を交換しました。

山口県立大学 田中 マキ子学長の閉会挨拶では、本事業で展開するDX教育に加えてPBLという課題解決の思考法を学ぶハイブリッドな教育が調和的で将来の社会を創造していくうえで土台なることを確信した旨、締めくくられました。本シンポジウムを通じて、本事業で育成する「文系DX人材」の役割や必要性に対する理解が深まるとともに、3大学で運営する「SPARC教育プログラム」の教育内容及び教育方法に対する示唆をいただき、本事業を推進していくうえで大変有意義なものとなりました。

開会挨拶を行う山口大学 谷澤幸生学長

 

来賓挨拶を行う文部科学省 山田研市課長補佐

 

来賓挨拶を行う山口県 平屋隆之副知事

 

来賓挨拶を行う山口市 伊藤和貴市長

 

閉会挨拶を行う山口県立大学 田中 マキ子学長

 

SPARCキックオフシンポジウムの様子

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