令和6年度地域活性化人材育成事業~SPARC~全国シンポジウムを開催しました
- お知らせ
令和7年3月6日(木)と7日(金)の2日間、山口市のKDDI維新ホールにて、令和6年度 地域活性化人材育成事業 ~SPARC~ 全国シンポジウムを開催しました。
『「連携と共有」で創る、大学教育の未来」』をテーマに掲げ、各地域が展開する特徴的な取り組みを共有し、相互理解を深めることを目的とした今回のシンポジウムは、山口地区の3大学(山口大学、山口県立大学、山口学芸大学)が主催となり、SPARC事業責任大学である山梨大学、信州大学、岐阜大学、熊本大学、宮崎大学との共催で開催しました。全国から延べ約370名(うちオンライン約180名)の方にご参加いただきました。
1日目は谷澤 幸生 山口大学学長による主催者挨拶に続き、山口県知事の村岡 嗣政氏、山口市長の伊藤 和貴氏からご来賓としてご挨拶をいただきました。また、文部科学省高等教育局大学教育・入試課課長補佐の山田 研市氏からもご挨拶をいただきました。
その後、学校法人東京家政学院理事長で筑波大学名誉教授の吉武博通氏による「連携と共創が拓く地域の未来」をテーマとした基調講演が行われました。参加者からは「この事業の重要性を改めて感じた」といった感想が多数寄せられました。基調講演後には、6大学による採択地域事業説明が行われました。
2日目は、「連携開設科目」、「地域拠点を活かしたPBL」、「リカレント」の3つのテーマでクロストークを実施しました。各大学や採択地域の特色ある取り組み等について話題提供の後、ディスカッションを行い、参加者を交えた活発な意見交換が行われました。
今回のシンポジウムを通じて、それぞれの地域での取り組み状況や、そこから見えてきた課題、そして解決に向けたヒントを具体的に共有することができました。採択事業の今後のさらなる発展が期待される、大変有意義なシンポジウムとなりました。